| ボタン名 | < MAIN MENU >での役割 | 備考 |
|---|---|---|
| トリガーボタン | 項目の決定 | 本体正面、画面下の大きなボタン |
| アップボタン | 1つ上の項目への移動またはパラメータの変更 | 本体側面、グレーのボタンの上側 |
| ダウンボタン | 1つ下の項目への移動またはパラメータの変更 | 本体側面、グレーのボタンの下側 |
MS916シリーズ、MS926シリーズでは、1対1照合、1対多照合、多対多照合をサポートしています。
トリガーボタンを長押ししてバーコードリーダーの電源を入れます。
[アップボタン]と[ダウンボタン]を、画面がに切り替るまで長押しします。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Operation Mode]→[Batch]に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Date/Time]→[Set Date/Time]で、バーコードリーダー内蔵のカレンダーと時計を合わせます。
照合結果にタイムスタンプを挿入するため次の設定を行います。
[< MAIN MENU >]→[Date & Memory]→[Date/Time Stamp]→[DATE STAMP]、[TIME STAMP]、[D/T STAMP ORDER]、[D/T SEPARATOR]、[DATA ENTRY ORDER]、[FIELD DELIMITER]を希望する形式に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[Data & Memory]→[Data Validation]→[1:1 Checking]に変更して決定します。
[CHECKING START POSITION]では、照合に使用するデータの先頭位置を選択します。[Data 1]は照合元(親)、[Data 2]は照合先(子)です。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「ABCD1234」で、照合元データとして「1234」だけを使用したい場合は、[Data 1]に[5]を選択します。
同様に、[Data 2]も選択します。[Data 2]には特別な値として[Any]を選択することができます。[Any]は、照合先データの開始位置を指定せず、どの位置からでも照合を行います。これは、照合先データの位置が変動するようなシステムで使用します。
たとえば、照合先バーコード全体のデータが「ABCD1234」と「ABCDEFG1234」という2種類で、照合先データとして「1234」を使用したい場合、Data 2の開始位置を指定しまうと、どちらかしか正しく照合できません。そこで「Any」を指定することで、照合先のデータに「1234」が含まれてさえいれば照合可能となるように設定することができます。
次の[CHECKING LENGTH]は、2つの連続するオプションによって構成されています。[CHECKING START POSITION]で[Data 2]を[1]以外に変更している場合は2つ目のオプションは現れません。
1つ目のオプションは、照合元データとして使用する文字数を指定します。これは、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]の値からの文字数となっています。[All Characters]は「以降のすべての文字」という特別な意味になります。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「ABCD1234」で照合元データとして「1234」を使用したい場合、直前の[CHECKING START POSITION]の[Data 1]を[5]に指定したうえで、[CHECKING LENGTH]は[All Characters]を指定します。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「AB1234CD」で照合元データとして「1234」を使用したい場合、直前の[CHECKING START POSITION]の[Data 1]を[3]に指定したうえで、[CHECKING LENGTH]は[4]を指定します。
続けて現れる2つ目の[CHECKING LENGTH]のオプションは、照合先データの文字数に関わる設定です。[<= Data 2 Length]、[< Data 2 Length]、[= Data 2 Length]の3つの項目から選択します。[CHECKING START POSITION]で[Data 2]を[1]以外に変更している場合、このオプションは現れません。
各パラメータの左辺には「Data 1 Length」が省略されており、省略されていない場合のパラメーターは[Data 1 Length <= Data 2 Length]のようになります。
「Data 1 Length」は、直前の[CHECKING LENGTH]で指定した文字数が入ります。[All Characters]を指定した場合は、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]で指定した開始位置から、末尾位置までの文字数が入ります。
「Data 2 Length」は、照合先バーコード全体の文字数が入ります。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「AB1234CD」で「1234」を照合元として使用する場合、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]は[3]、直前の[CHECKING LENGTH]は[4]に設定すると、「Data 1 Length」は「4」となります。続いて、照合先バーコード全体のデータが「1234」だった場合、「Data 2 Length」は「4」となります。この場合、「4 <= 4」「4 = 4」は評価が一致するため照合結果はOKとなります。しかし「4 < 4」は評価が不一致となるため、たとえ文字列が一致していても照合結果はNGとなります。
また、照合元バーコードは上記と同じ環境で、照合先バーコードの全体データが「1234Z」だった場合、「Data 2 Length」は「5」となります。この場合、「4 <= 5」「4 < 5」は評価が一致するため照合結果はOKとなります。しかし「4 = 5」は評価が不一致となるため、たとえ文字列が一致していても照合結果はNGとなります。
全体のデータが「1234」という照合先バーコードだけを一致とし、「1234Z」などの文字数の合わないデータを不一致としたい場合の適切なパラメータは[= Data 2 Length]となります。
[PAUSE SCAN WHEN CHECKING FAIL]は、照合結果がNGの場合のリーダーの挙動を変更します。
[CHECK INDICATOR]は、照合結果を画面に○×で表示するかどうかを選択します。
[CHECKING LOG]は、照合結果をバーコードリーダーの内蔵メモリに保存するかどうかを選択します。
1対1照合の設定は完了です。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Operation Mode]→[Batch]と[CHECKING LOG]を[Enable]に設定している場合は、以降、照合結果がバーコードリーダーの内蔵メモリへ保存されます。
バーコードリーダーの内蔵メモリへ保存されたデータをPCに転送する場合は、メモリに保存してあるバッチデータをPCに転送したいを参照してください。
トリガーボタンを長押ししてバーコードリーダーの電源を入れます。
[アップボタン]と[ダウンボタン]を、画面がに切り替るまで長押しします。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Operation Mode]→[Batch]に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Date/Time]→[Set Date/Time]で、バーコードリーダー内蔵のカレンダーと時計を合わせます。
照合結果にタイムスタンプを挿入するため次の設定を行います。
[< MAIN MENU >]→[Date & Memory]→[Date/Time Stamp]→[DATE STAMP]、[TIME STAMP]、[D/T STAMP ORDER]、[D/T SEPARATOR]、[DATA ENTRY ORDER]、[FIELD DELIMITER]を希望する形式に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[Data & Memory]→[Data Validation]→[1:N Checking]に変更して決定します。
[CHECKING START POSITION]では、照合に使用するデータの先頭位置を選択します。[Data 1]は照合元(親)、[Data 2]は照合先(子)です。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「ABCD1234」で、照合元データとして「1234」だけを使用したい場合は、[Data 1]に[5]を選択します。
同様に、[Data 2]も選択します。[Data 2]には特別な値として[Any]を選択することができます。[Any]は、照合先データの開始位置を指定せず、どの位置からでも照合を行います。これは、照合先データの位置が変動するようなシステムで使用します。
たとえば、照合先バーコード全体のデータが「ABCD1234」と「ABCDEFG1234」という2種類で、照合先データとして「1234」を使用したい場合、Data 2の開始位置を指定しまうと、どちらかしか正しく照合できません。そこで「Any」を指定することで、照合先のデータに「1234」が含まれてさえいれば照合可能となるように設定することができます。
次の[CHECKING LENGTH]は、2つの連続するオプションによって構成されています。[CHECKING START POSITION]で[Data 2]を[1]以外に変更している場合は2つ目のオプションは現れません。
1つ目のオプションは、照合元データとして使用する文字数を指定します。これは、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]の値からの文字数となっています。[All Characters]は「以降のすべての文字」という特別な意味になります。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「ABCD1234」で照合元データとして「1234」を使用したい場合、直前の[CHECKING START POSITION]の[Data 1]を[5]に指定したうえで、[CHECKING LENGTH]は[All Characters]を指定します。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「AB1234CD」で照合元データとして「1234」を使用したい場合、直前の[CHECKING START POSITION]の[Data 1]を[3]に指定したうえで、[CHECKING LENGTH]は[4]を指定します。
続けて現れる2つ目の[CHECKING LENGTH]のオプションは、照合先データの文字数に関わる設定です。[<= Data 2 Length]、[< Data 2 Length]、[= Data 2 Length]の3つの項目から選択します。[CHECKING START POSITION]で[Data 2]を[1]以外に変更している場合、このオプションは現れません。
各パラメータの左辺には「Data 1 Length」が省略されており、省略されていない場合のパラメーターは[Data 1 Length <= Data 2 Length]のようになります。
「Data 1 Length」は、直前の[CHECKING LENGTH]で指定した文字数が入ります。[All Characters]を指定した場合は、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]で指定した開始位置から、末尾位置までの文字数が入ります。
「Data 2 Length」は、照合先バーコード全体の文字数が入ります。
たとえば、照合元バーコード全体のデータが「AB1234CD」で「1234」を照合元として使用する場合、[CHECKING START POSITION]の[Data 1]は[3]、直前の[CHECKING LENGTH]は[4]に設定すると、「Data 1 Length」は「4」となります。続いて、照合先バーコード全体のデータが「1234」だった場合、「Data 2 Length」は「4」となります。この場合、「4 <= 4」「4 = 4」は評価が一致するため照合結果はOKとなります。しかし「4 < 4」は評価が不一致となるため、たとえ文字列が一致していても照合結果はNGとなります。
また、照合元バーコードは上記と同じ環境で、照合先バーコードの全体データが「1234Z」だった場合、「Data 2 Length」は「5」となります。この場合、「4 <= 5」「4 < 5」は評価が一致するため照合結果はOKとなります。しかし「4 = 5」は評価が不一致となるため、たとえ文字列が一致していても照合結果はNGとなります。
全体のデータが「1234」という照合先バーコードだけを一致とし、「1234Z」などの文字数の合わないデータを不一致としたい場合の適切なパラメータは[= Data 2 Length]となります。
[PAUSE SCAN WHEN CHECKING FAIL]は、照合結果がNGの場合のリーダーの挙動を変更します。
[CHECK INDICATOR]は、照合結果を画面に○×で表示するかどうかを選択します。
[CHECKING LOG]は、照合結果をバーコードリーダーの内蔵メモリに保存するかどうかを選択します。
1対多照合の設定は完了です。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Operation Mode]→[Batch]と[CHECKING LOG]を[Enable]に設定している場合は、以降、照合結果がバーコードリーダーの内蔵メモリへ保存されます。
バーコードリーダーの内蔵メモリへ保存されたデータをPCに転送する場合は、メモリに保存してあるバッチデータをPCに転送したいを参照してください。
はじめに、参照するマスタテーブルを作成します。ここでは、Microsoft Excelを使用して作成する方法を紹介しています。
作成するマスタテーブルは次の要件を満たす必要があります。
Microsoft Excelを起動し、Aセルにマスタデータを入力していきます。マスタデータは照合先のバーコードデータと完全に一致している必要があります。
Aセル全体を[昇順]で並べ替えます。
リボンの[ファイル]→[名前を付けて保存]で、ファイル形式を[CSV (コンマ区切り) (*.csv)]に変更して保存します。ファイル名に指定はありません。
作成したマスタファイルをバーコードリーダーへ転送するため、YMODEM通信が可能な「TeraTerm」を利用します。
「teraterm-4.75.zip」のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
[完了時に展開されたファイルを表示する]にチェックを入れて、[展開]ボタンをクリックします。
zipファイルを展開したフォルダが開きます。[teraterm-4.75]フォルダをダブルクリックして開きます。
[ttermpro.exe]を右クリックして[管理者として実行]します。
次のメッセージが表示されたら[はい]ボタンをクリックして続行します。
TeraTermの起動を確認したら、TeraTermを終了します。TeraTermはバーコードリーダーの準備ができた後に再び使用します。
TeraTermを終了するには、[New connection]ウィンドウが表示されている場合は、[Cancel]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じ、メニューの[File]→[Exit]をクリックします。
トリガーボタンを長押ししてバーコードリーダーの電源を入れます。
[アップボタン]と[ダウンボタン]を、画面が切り替るまで長押しします。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Operation Mode]→[Batch]に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Date/Time]→[Set Date/Time]で、バーコードリーダー内蔵のカレンダーと時計を合わせます。
照合結果にタイムスタンプを挿入するため次の設定を行います。
[< MAIN MENU >]→[Date & Memory]→[Date/Time Stamp]→[DATE STAMP]、[TIME STAMP]、[D/T STAMP ORDER]、[D/T SEPARATOR]、[DATA ENTRY ORDER]、[FIELD DELIMITER]を希望する形式に変更して決定します。
[< MAIN MENU >]→[Data & Memory]→[Data Validation]に[Lookup Table]を選択して決定します。
[PAUSE SCAN WHEN CHECKING FAIL]は、照合結果がNGの場合のリーダーの挙動を変更します。
[CHECK INDICATOR]は、照合結果を画面に○×で表示するかどうかを選択します。
[CHECKING LOG]は、照合結果をバーコードリーダーの内蔵メモリに保存するかどうかを選択します。
[Download Lookup]を選択して決定すると、バーコードリーダーのマスタファイルの受信準備が開始されます。
以降の操作は3分以内に完了させる必要があります。3分が経過するとタイムアウトにより受信準備は解除されます。手順の途中でタイムアウトしてしまった場合は、必ずTeraTermを終了し、この手順から再開してください。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[USBシリアルデバイス]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどセットアップに使用します。
Windows 8.1以前のOSではUSB仮想COMドライバの手動インストールが必要です。
[デジタル署名付き USB仮想COMドライバ]のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[その他のデバイス]や[ほかのデバイス]を確認します。
デバイス マネージャーの[Unitech Virtusl COM Port]を右クリックして、コンテキストメニューから[ドライバーソフトウェアの更新]または[ドライバーの更新]をクリックします。
[コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します]をクリックします。
[参照]ボタンをクリックし、USB仮想COMドライバを展開したフォルダを開きます。
[次へ]ボタンをクリックしてデバイスドライバのインストールを開始します。
インストール中にセキュリティダイアログが表示された場合は、[インストール]ボタンをクリックします。
[閉じる]ボタンをクリックします。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[Unitech CDC USB]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどのセットアップに使用します。
TeraTerm 4.75を起動します。
Serialを選択し、右のプルダウンメニューから直前に調べてあるバーコードリーダーに割り当てられているCOM番号を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
バーコードリーダーがマスタファイルの受信準備中で、且つバーコドリーダーとTeraTermとの接続が正常に完了すると、画面に「C」が表示され、時間とともに追加されていきます。
[File]→[Transfer]→[YMODEM]→[Send]をクリックします。
ファイルを選択するウィンドウが開きますので、作成してあるマスタファイルを選択して開きます。
画面に転送の進捗ウィンドウが表示されます。100%になったら転送完了です。TeraTermを終了してください。
バーコードリーダーの電源を切って入れ直します。以降、読み取ったバーコードデータは、登録済みのマスタデータと照合を行い結果を表示します。
ここでは、バーコードリーダーに保存されている照合結果をUSBケーブルを使用してホストPCに転送する方法を説明します。バーコードリーダーに照合結果を保存するためには事前の設定が必要です。こちらを参考に設定を行ってください。
ファイル転送ツール「ComToTxt」をダウンロードしていない場合は、事前にダウンロードしてください。
「ComToText_1_2.zip」のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
[完了時に展開されたファイルを表示する]にチェックを入れて、[展開]ボタンをクリックします。
zipファイルを展開したフォルダが開きます。[ComToText]フォルダを右クリックして[切り取り]を行います。
Cドライブを開き、空白の場所を右クリックして[貼り付け]を行います。
「ComToText」フォルダがCドライブのルートへ移動します。
「ComToText」フォルダをダブルクリックして開き、2つのファイルが存在することを確認します。データの転送に[ComToTxt]を使用します。今は[ComToTxt]を起動せずに次の手順に進んでください。
バーコードリーダーでUSBケーブル接続を使用できるようにするため、[< MAIN MENU >]→[General Setting]→[Scanner Type]を[USB SPP]に変更して決定します。
バーコードリーダーとホストPCをUSBケーブルで接続します。
[< MAIN MENU >]→[Data & Memory]→[Send Batch]を選択して決定します。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[USBシリアルデバイス]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどセットアップに使用します。
ダウンロードしておいた「ComToTxt」を右クリックして[管理者として実行]します。
[WindowsによってPCが保護されました]と表示される場合は、[詳細情報]→[実行]ボタンをクリックして続行します。
次のメッセージが表示された場合は[はい]ボタンをクリックして続行します。
ComToTxtが起動すると、Windowsが認識しているCOMポートの一覧が候補番号とともに画面にリストアップされます。
上の手順で確認した、デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]の[USBシリアルデバイス]のCOM番号の候補番号をキーボードで入力し、Enterキーを押します。
下図の例では、COM1が候補番号0、COM3が候補番号1に割り当てられています。バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号がCOM3の場合、ここでは候補番号である「1」を入力します。
正しいCOM番号の候補番号を入力してEnterで実行すると、ComToTxtはバーコードリーダーの保存されているデータを確認し、自動的にPCへダウンロードしてファイルへ書込みます。動作が終了するとComToTxtは自動的に終了します。
データ書込まれたテキストファイルが、ComToTxtと同じフォルダへ作成されます。