Unitech

MS851Bシリーズ
クレードル + USBケーブル(仮想COMポート) + COM2KEYセットアップ

  • MS851-SUBB0C-SG

 

以下の製品は、別売のUSBインタフェースケーブル(製品番号: 1550-905890G)をご用意ください。

  • MS851-SRBB0C-SG

 

以下の製品は、別売のクレードル(製品番号: 5000-900064G)とUSBインタフェースケーブル(製品番号: 1550-905890G)をご用意ください。

  • MS851-S0BB00-SG

COM2KEYは、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートからのデータを受信して、キーボードデータに変換するためのキーボードウェッジソフトウェアです。

  1. 次のリンクから、COM2KEYのセットアップファイルを入手し、zipファイルを任意のフォルダへすべて展開してください。

    COM2KEY-V3.4.zip(19.6MB)

  2. Setup.exe」を右クリックします。

    COM2KEYインストール手順(1)

  3. 管理者として実行」をクリックします。「管理者として実行」が無い場合は、単にダブルクリックして実行してください。

    COM2KEYインストール手順(2)

  4. Next」ボタンをクリックして続行します。

    COM2KEYインストール手順(3)

  5. Next」ボタンをクリックして続行します。

    COM2KEYインストール手順(4)

  6. Next」ボタンをクリックしてインストールを開始します。

    COM2KEYインストール手順(5)

  7. インストールが完了したら「Close」ボタンをクリックしてセットアップウィザードを閉じて設定完了です。

    COM2KEYインストール手順(6)

  1. クレードルからすべてのケーブルを取り外します。

  2. クレードル底面のインターフェーススイッチを「RS232」側にスライドさせます。

    リーダー設定(1)

  3. 専用のUSBインターフェースケーブルを使用してクレードルのインターフェースポートとホストPCのUSBポートを接続します。

  4. クレードルのLEDランプが青色に点滅している場合、この操作はスキップして次の操作手順に進んでください。

    クレードルのLEDランプが緑色に点滅または点灯している場合、「クレードルボタン(側面の丸い小さなボタン)」を2~3秒間押してから放してください。暫くしてLEDランプが青色に点滅すれば設定完了です。

    クレードルボタンは、軽くクリック感がある程度で押してください。強く押しつけると破損する恐れがあります。

  5. キーボードの[Windows]キーを押しながら[R]キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。入力欄に「devmgmt.msc」と入力し、OKボタンをクリックしてデバイスマネージャーを開きます。

    コピー用
    リーダー設定(2)
  6. デバイスマネージャーの「ポート (COMとLPT)」に「USB シリアル デバイス」が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。RSWedgeはこのポート番号に接続するよう設定する必要があります。

    リーダー設定(3)

    デバイスマネージャーの「ほかのデバイス」や「その他のデバイス」に「(!) Cradle 852B」として存在する場合、USB仮想COMドライバの手動インストールが必要です。

    リーダー設定(4)

  7. バーコードリーダーの設定を初期化するため、この画面を印刷し、次のバーコードをスキャンします。バーコードリーダーのLEDランプが青色に点滅すれば初期化完了です。


    出荷時デフォルト設定に復元
  8. クレードル、バーコードリーダー、双方のLEDランプが青色に点滅している事を確認して、バーコードリーダでクレードルの接続用MACバーコードをスキャンし、クレードルとバーコードリーダーのペアリングを行います。

    しばらくして、クレードルとバーコードリーダーの双方のLEDランプが青色に点灯すれば設定完了です。

    MACバーコードの貼り付け位置が出荷時期によって異なります。以前はクレードルの底面に、現在はクレードルの側面に貼り付けられています。いずれも12桁の英数字(0-9、A-F)とともに印刷されています。

  1. 手順①でインストールした COM2KEYをインストールフォルダ内の実行ファイルから実行します。

    32ビットOS: C:¥Program Files¥Unitech America Inc¥Communication Port To Keyboard
    64ビットOS: C:¥Program Files (x86)¥Unitech America Inc¥Communication Port To Keyboard

    Com2Kb.exe

    はじめて実行したとき、複数のエラーメッセージが表示される場合がありますが、すべてOKボタンをクリックして閉じてください。これらは不具合ではありません。

  2. COM2KEYは常駐ソフトウェアとして実行され、実行中はタスクバーの右端の通知領域にCOM2KEYのアイコンが表示されます。下図の点線内が通知領域、実線内がCOM2KEYのアイコンです。

    通知領域

    COM2KEYのアイコンは、接続中アイコン接続中切断中アイコン切断中を表しています。

    COM2KEYのアイコンは、現在の状態を表すアイコンではありません。COM2KEYの実行直後またはCOM2KEYの設定変更直後の状態を表します。

  3. 通知領域のCOM2KEYアイコンを右クリックします。

  4. 表示されたポップアップメニューからSetting..をクリックし、設定画面に入ります。

    COM2KEY設定(1)

    Setting..がグレーになってクリック出来ない場合は、Disable Com Portをクリックしてから、改めてSetting..をクリックします。

    COM2KEY設定(2)

  5. COM-PortPort Nameに、手順②で確認したバーコードリーダーに割り当てられている「ポート番号」を選択します。

    COM2KEY設定(3)

  6. Send To Keyboard WhileReceived More Thanをチェックし、右のテキストボックスに「1」(最小値)を入力します。

    COM2KEY設定(4)

  7. Receiving CR / LFのチェックを外します。

    COM2KEY設定(5)

  8. 設定を適切に変更したら「OK」ボタンをクリックしてバーコードリーダーとの通信を開始します。

    COM2KEY設定(6)

  9. COM2KEYとバーコードリーダーとの間で通信が確立すると、通知領域のアイコンが 接続中アイコン の表示になります。

  10. COM2KEYは、バーコードリーダーが読み取ったデータを、あたかもキーボードで入力したようなデータに変換します。

    キーボード入力可能なソフトウェアを実行し、入力開始場所にカーソルを合わせてバーコードを読み取ると、データを直接入力することができます。

    COM2KEYとバーコードリーダーの間で通信ができなくなってしまったら、COM2KEYアイコンの「Disable Com Port」→「Enable Com Port」をお試しください。 それでも復旧しない場合は、「Exit」でCOM2KEYを終了させ、バーコードリーダーのポート番号などを確認してください。

  1. キーボードの[Windows]キーを押しながら[R]キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。入力欄に「devmgmt.msc」と入力し、OKボタンをクリックしてデバイスマネージャーを開きます。

    コピー用
    仮想COMドライバインストール手順(1)
  2. デバイスマネージャーの「ほかのデバイス」や「その他のデバイス」に「(!) Cradle 852B」が存在する場合、USB仮想COMドライバのインストールが必要です。

    仮想COMドライバインストール手順(2)

  3. 次のリンクから、USB仮想COMドライバをダウンロードします。ダウンロードしたらzipファイルを展開して、中身を任意のフォルダへ取り出してください。

    USB仮想COMドライバ (デジタル署名付き) 

    仮想COMドライバインストール手順(3)
  4. デバイス マネージャーの「(!) Cradle 852B」を右クリックして、メニューから「ドライバーソフトウェアの更新」(または、「ドライバーの更新」)をクリックします。

    仮想COMドライバインストール手順(4)

  5. コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」をクリックします。

    仮想COMドライバインストール手順(5)

  6. 「USB仮想COMドライバ (デジタル署名付き)」を展開したフォルダの場所をテキストボックスに直接入力するか、「参照...」ボタンから展開したフォルダを探して開きます。

    次へ」ボタンをクリックしてデバイスドライバのインストールを開始します。

    仮想COMドライバインストール手順(6)

  7. デバイスドライバのインストール中にセキュリティダイアログが表示された場合は、[インストール]ボタンをクリックして続行します。

    仮想COMドライバインストール手順(7)

  8. インストール完了後、[閉じる]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    仮想COMドライバインストール手順(8)

  9. デバイスマネージャーの「ポート (COMとLPT)」に「Unitech CDC USB」が表示されていれば、デバイスドライバのインストールは完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。RSWedgeはこのポート番号に接続するよう設定する必要があります。

    仮想COMドライバインストール手順(9)

Windows 10のIMEの設定状態によってこの事象が発生する場合があります。この事象が発生した場合は、次の手順でIMEの設定を変更してください。

  1. 画面左下の「Windowsマーク(スタート)」→「設定」→「時刻と言語」に進みます。

    IME変更(1)

  2. 左側のメニューから「言語」をクリックして進みます。

    IME変更(2)

  3. 優先する言語の「日本語」をクリックします。

    IME変更(3)

  4. オプション」ボタンをクリックします。

    IME変更(4)

  5. キーボードの「Microsoft IME」をクリックします。

    IME変更(5)

  6. オプション」ボタンをクリックします。

    IME変更(6)

  7. 全般」をクリックします。

    IME変更(7)

  8. 互換性の「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のスイッチをオンにします。

    IME変更(8)

  9. はい」ボタンをクリックして続行します。

    IME変更(9)

  10. 以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」のスイッチがオンになれば設定完了です。

    IME変更(10)