[MS842P/MS842RP/MS852P] ファームウェア更新手順

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目次

ファームウェアファイル

更新する製品にあわせて必要なファームウェアファイルをダウンロードします。ダウンロードしたzipファイルは任意のフォルダに解凍(展開)してください。

ファームウェア更新ツールのダウンロード

  1. こちらのページから、最新の.NET デスクトップ ランタイムをダウンロードしてインストールします。

  2. 次のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。ダウンロードしたzipファイルは任意のフォルダに解凍(展開)してください。

  3. ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。

    • ファイルエクスプローラーは[ Windows]キーを押しながら[E]キーを押すと実行できます。
    • ダウンロードフォルダにファイルがない場合は、PCの設定が変更されている可能性があります。お客様の社内のITチームまたはIT管理者へお問い合わせください。
  4. ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。

    • 右クリック時に表示されるメニューに[すべて展開]が表示されない場合は、他のzip解凍ソフトウェアがインストールされている可能性があります。
  5. [完了時に展開されたファイルを表示する]にチェックを入れて、[展開]ボタンをクリックします。

  6. zipファイルを展開したフォルダが開きます。[SendFW]フォルダをダブルクリックして開きます。

    このツールは後ほど実行しますので、フォルダを開いたままにしておいてください。

ファームウェアを更新する

  1. 次の方法で、ファームウェアアップデートモードへ入ります。

    1. 次のバーコードをスキャンして、バーコードリーダーの設定および通信状態を初期化します。

      工場出荷デフォルト
    2. グリップエンドのスライドスイッチをOFF方向へ軽くスライドさせて、バーコードリーダーの電源を切ります。

    3. 電源オフの状態で、トリガーボタンを押しながら、グリップエンドのスライドスイッチをON方向へ軽くスライドさせて、バーコードリーダーの電源を入れます。

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    1. 次のバーコードをスキャンして、バーコードリーダーの設定および通信状態を初期化します。

      工場出荷デフォルト
    2. トリガーボタンを7秒以上押し続けて、バーコードリーダーの電源を切ります。

    3. 付属の充電クレードルをPCのUSBポートなどに接続して電源を入れます。電源が入れば、クレードルの赤LEDランプが点灯します。

    4. 電源の入った充電クレードルに、バーコードリーダーを置きます。

    5. クレードル側面の小さなスイッチを押しながら、バーコードリーダーのトリガーボタンを2秒間押し続けて電源を入れます。ファームウェアアップデートモードに入ると、バーコードリーダーのLEDランプが白く点滅します。LEDランプが白く点滅し始めたら、すべてのボタンを解放します。

    [ 閉じる ]

  2. 付属のUSBドングルに貼り付けられているバーコード[...Axxxxxxxx]をバーコードリーダーでスキャンします。

    スキャンしたら、USBドングルをホストPCのUSBポートに接続します。

  3. キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。

  4. デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[USBシリアルデバイス]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどSendFWのセットアップに使用します。

    • Windows 8.1以前のOSではUSB仮想COMドライバの手動インストールが必要です。

      1. [デジタル署名付き USB仮想COMドライバ]のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。

      2. ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。

        • ファイルエクスプローラーは[ Windows]キーを押しながら[E]キーを押すと実行できます。
        • ダウンロードフォルダにファイルがない場合は、PCの設定が変更されている可能性があります。お客様の社内のITチームまたはIT管理者へお問い合わせください。
      3. ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。

        • 右クリック時に表示されるメニューに[すべて展開]が表示されない場合は、すでに他のzip解凍ソフトウェアがインストールされている可能性があります。
      4. キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。

      5. デバイスマネージャーの[その他のデバイス]や[ほかのデバイス]を確認します。

        デバイス マネージャーの[Scanner USB CDC]を右クリックして、コンテキストメニューから[ドライバーソフトウェアの更新]または[ドライバーの更新]をクリックします。

      6. [コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します]をクリックします。

      7. [参照]ボタンをクリックし、USB仮想COMドライバを展開したフォルダを開きます。

        [次へ]ボタンをクリックしてデバイスドライバのインストールを開始します。

      8. インストール中にセキュリティダイアログが表示された場合は、[インストール]ボタンをクリックします。

      9. [閉じる]ボタンをクリックします。

      10. デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[Unitech CDC USB]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどSendFWのセットアップに使用します。

      [ 閉じる ]

  5. 解凍(展開)した、[SendFW.exe]を右クリックし、メニューから[管理者として起動]します。

    • [管理者として起動]がメニューに表示されない場合は、zipファイルを解凍(展開)せずにSendFWを起動しようとしているか、その権限がありません。前者の場合はzipファイルを解凍(展開)してから起動してください。後者の場合は、社内のIT管理者に相談してください。
  6. このメッセージが表示されたら[はい]をクリックして続行します。

  7. バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号を選択します。

    • 下図は一例です。[COM3]を選択すればよいわけではありません。バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号は環境によって変化しますので、バーコードリーダーの設定変更時に確認した、バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号を選択してください。
  8. [参照]をクリックします。

  9. ファームウェアファイルを選択して開きます。

  10. [更新]をクリックして、ファームウェアの更新を開始します。

  11. 更新中は中央の進捗バーが進みます。

    • ファームウェアの更新中は、バーコードリーダの電源を切ったり、ドングルをPCから取り外したり、PCの電源が切れないようにしてください。
  12. 更新が完了すると、MS842Pの場合は短いブザー音が鳴ってデバイスが再起動します。MS852Pの場合はデバイスの電源がオフになります。

  13. 次のバーコードをスキャンして、バーコードリーダーの設定および通信状態を初期化します。

    工場出荷デフォルト
  14. 付属のUSBドングルに貼り付けられているバーコード[...Axxxxxxxx]をバーコードリーダーでスキャンします。

    スキャンしたら、USBドングルをホストPCのUSBポートに接続します。

  15. 以上でファームウェアの更新作業は完了です。