DBWedge使用中にバーコードリーダーの電源が切れた場合、バーコードリーダーの電源を入れてから、DBWedgeの[スタート/ストップ]ボタンを2回クリックして再接続(停止→起動)が必要です。そうしなければDBWedgeはデータの出力ができない場合があります。
これを回避するためには、バーコードリーダーのユーザーマニュアルを参考に自動電源オフを無効化してください。
[ 閉じる ][DBWedge™ for Unitech 版(以降、DBWedge)]は、バーコードリーダーから受信した文字データを、アクティブなWindowsアプリケーションにキーボードデータとして入力します。 バーコードリーダーとDBWedgeを併用することで、QRコードなどの2次元コードに含まれる日本語(かな、カナ、半角カナ、漢字、その他の全角文字)データを正しく読みだすことができます。
[ 閉じる ]DBWedgeの利用を開始するには、次の手順に沿ってセットアップを行ってください。
バーコードリーダーとホストPCをUSBケーブルで接続します。
バーコードリーダーの設定を行うため、次のバーコードを順にスキャンします。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[USBシリアルデバイス]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどDBWedgeのセットアップに使用します。
Windows 8.1以前のOSではUSB仮想COMドライバの手動インストールが必要です。
[HM3 USB仮想COMドライバ]のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
[HT32_VCP_Driver_v121b.exe]をダブルクリックして実行します。
[Next]をクリックします。
[Install]をクリックしてドライバのインストールを開始します。
[このドライバーソフトウェアをインストールします]をクリックして続行します。
[Finish]をクリックしてウィンドウを閉じます。
[Windows 8 64bit]または[Windows 8.1 64bit]ををご利用の場合は、[ドライバー署名の強制]を一時的に無効化する必要があります。
キーボードの[Shift]キーを押しながら、[スタート]→[電源]→[再起動]をクリックします。
[トラブルシューティング]をクリックします。
[詳細オプション]をクリックします。
[スタートアップ設定]をクリックします。
[再起動]ボタンをクリックします。
キーボードの[7]キーを押します。
Windowsは、ドライバー署名の強制を無効化した状態で起動します。その後OSを再起動すると元の状態に戻ります。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
バーコードリーダーのUSBケーブルをホストPCのUSBポートに接続します。
デバイスマネージャーの[その他のデバイス]や[ほかのデバイス]を確認します。
[Virtusl COM]を右クリックして、コンテキストメニューから[ドライバーソフトウェアの更新]または[ドライバーの更新]をクリックします。
[コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します]をクリックします。
[コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します]をクリックします。
[ポート (COM と LPT)]を選択して[次へ]をクリックします。
製造元の[Holtek Semiconductor Inc.]を選択し、モデル[Holtek USB Virtual COM Port]を選択して、[次へ]をクリックします。
[はい]をクリックします。
インストール完了後、[閉じる]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[Holtek USB Virtual COM Port]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどDBWedgeのセットアップに使用します。
次のリンクから「ライセンスキー送付依頼フォーム」へアクセスしていただき、必要事項を入力してご依頼ください。
DBWedge™Unitech版 ライセンスキー送付依頼フォーム (新しいページが開きます)
「DBWedge™ Unitech版 V1.0.2 インストーラー」のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
[Setup](Sが大文字)をダブルクリックして実行します。
Windows Defenderによる警告が表示される場合は「詳細情報」をクリックし、「実行」をクリックして続行します。
[次へ]ボタンをクリックして続行します。
[次へ]ボタンをクリックして続行します。
[次へ]ボタンをクリックして続行します。
インストールが完了したら[閉じる]ボタンをクリックしてセットアップウィザードを閉じて設定完了です。
インストールした[DBWedge]を起動します。
事前に取得したライセンスキーを入力し[OK]ボタンをクリックします。
DBWedgeが製品版として起動し、以降、ライセンスの入力は不要です。
誤ったライセンスキー、またはデモ機などで使用するためライセンスキーを入力せずに[OK]ボタンをクリックした場合、DBWedgeは評価版として起動します。
評価版には20回の読取り制限があります。DBWedgeを再起動すると、20回の読取り制限が復活します。
[設定]ボタンをクリックします。
[通信設定]タブの[COM番号]に、デバイスマネージャーまたはBluetoothオプションで確認した、バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号を選択します。
誤ったCOM番号を選択すると、バーコードリーダーからのデータが受信できませんのでご注意ください。
[出力設定2]タブの[データ付加]の[サフィックス]の「特殊キー」ボタンをクリックします。
[サフィックス選択]ウィンドウの[Enter]をクリックし、右上の[×]をクリックしてウィンドウを閉じます。[サフィックス]に[{enter}]が表示されます。
[出力設定2]タブの[出力時の動作]の[出力方法]を選択します。
[確定]ボタンをクリックして設定を保存します。
[スタート / ストップ [停止中]]ボタンをクリックすると、DBWedgeは設定したCOMポートに接続を開始します。
正常に接続が完了すると、ボタンは「起動中」となり、画面下部のステータスバーに「接続成功」が表示されます。
以降、DBWedgeの画面が最前面にある場合は自身の[入力コード]、[入力文字列(文字表示)]、[出力文字列(文字表示)]のボックスに読み取ったデータを表示し、他のソフトウェアが最前面にある場合はそのソフトウェアに読み取ったデータを入力します。
以上ですべての設定は完了です。
DBWedgeには、Windows起動時に自動実行する機能はありませんので、Windowsの起動完了後、毎回DBWedgeを実行して[スタート / ストップ [停止中]]ボタンをクリックして開始してください