[COM2KEY]は、バーコードリーダーから受信した文字データを、アクティブなWindowsアプリケーションにキーボードデータとして入力します。
[ 閉じる ]COM2KEYの利用を開始するには、次の手順に沿ってセットアップを行ってください。
クレードルからバーコードリーダーを取り外します。以降、指示のあるまでバーコードリーダーをクレードルに置かないでください。
バーコードリーダーの電源を入れます。
バーコードリーダーの設定を行うため、次のバーコードをスキャンします。
クレードルにUSBケーブルを接続し、ホスト機器のUSBポートに接続します。
クレードル側面の丸いボタンを、LEDランプが緑点滅するまで押し続けます。緑点滅し始めたらそのまま押し続けずにボタンを開放してください。
クレードルからUSBケーブルを取り外して電源を切ります。
クレードル底面のインターフェーススイッチを[RS232]側にスライドさせて切り替えます。
クレードルにUSBケーブルを接続します。
バーコードリーダー、クレードルのLEDランプが双方とも青点滅状態であることを確認し、バーコードリーダーをクレードルに置きます。
しばらくすると、双方のLEDランプが青点灯状態となります。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[USBシリアルデバイス]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどCOM2KEYのセットアップに使用します。
Windows 8.1以前のOSではUSB仮想COMドライバの手動インストールが必要です。
[デジタル署名付き USB仮想COMドライバ]のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
キーボードの[ Windows]キーを押しながら[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。入力欄に[devmgmt.msc]と入力し、OKボタンをクリックして[デバイスマネージャー]を開きます。
デバイスマネージャーの[その他のデバイス]や[ほかのデバイス]を確認します。
デバイス マネージャーの[Cradle 852B]を右クリックして、コンテキストメニューから[ドライバーソフトウェアの更新]または[ドライバーの更新]をクリックします。
[コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します]をクリックします。
[参照]ボタンをクリックし、USB仮想COMドライバを展開したフォルダを開きます。
[次へ]ボタンをクリックしてデバイスドライバのインストールを開始します。
インストール中にセキュリティダイアログが表示された場合は、[インストール]ボタンをクリックします。
[閉じる]ボタンをクリックします。
デバイスマネージャーの[ポート (COMとLPT)]に[Unitech CDC USB]が表示されていれば設定は完了です。横に表示されているCOM番号が、バーコードリーダーに割り当てられているCOMポートの番号です。このCOM番号は、後ほどDBWedgeのセットアップに使用します。
「COM2KB-V3.4.zip」のリンクをクリックするか、リンクを右クリックして[名前を付けてリンクを保存]を行います。
ダウンロードしたファイルは、通常は[ダウンロード]フォルダへ保存されます。ファイルエクスプローラーを実行してダウンロードフォルダを開きます。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックして[すべて展開]するか、zip解凍ソフトウェアを使用して解凍(展開)してください。
[Setup](Sが大文字)をダブルクリックして実行します。
Windows Defenderによる警告が表示される場合は「詳細情報」をクリックし、「実行」をクリックして続行します。
[Next]ボタンをクリックして続行します。
[Next]ボタンをクリックして続行します。
[Next]ボタンをクリックして続行します。
インストールが完了したら[Close]ボタンをクリックしてセットアップウィザードを閉じて設定完了です。
インストールした[COM2KEY]を起動します。
[ スタート]→([ すべてのアプリ])→[Comunication Port To Keyboard]→[Com2Kb]
[ スタート]→[すべて >]→[Comunication Port To Keyboard]→[Com2Kb]
初めての起動時に、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。これはCOM2KEYに設定されているCOMポートが存在しない場合に表示されるエラーメッセージです。COM2KEYのデフォルトCOMポートは[COM1]になりますので、[COM1]が存在しないPCでは、初回起動時に必ずこのエラーを伴って起動します。特に問題はありませんので[OK]ボタンをクリックして操作を進めてください。
[COM2KEY]の実行中は、タスクバーの通知領域に[COM2KEYのアイコン]が表示されます。下図の点線内が通知領域、実線内がCOM2KEYのアイコンです。
タスクバーの[COM2KEYのアイコン]をクリックします。
コンテキストメニューの[Settings...]をクリックします。
[Settings...]がクリック出来ない場合は、[Disable Com Port]をクリックしてCOMポートとの通信を中止してください。
[COM-Port]の[Port Name]に、デバイスマネージャーまたはBluetoothオプションで確認した、バーコードリーダーに割り当てられているCOM番号を選択します。
誤ったCOM番号を選択すると、バーコードリーダーからのデータが受信できませんのでご注意ください。
[Send To Keyboard While]の[Received More Than]をチェックし、右のテキストボックスに[1]を入力します。
[Send To Keyboard While]の[Receiving CR / LF]のチェックを外します。
[OK]ボタンをクリックして変更した設定を保存します。
存在しないCOMポートを設定した状態で[OK]ボタンをクリックするとエラーメッセージが表示されて設定を保存できません。
タスクバーの[COM2KEYのアイコン]をクリックします。コンテキストメニューの[Enable Com Port]をクリックして通信を開始します。
文字を入力したいソフトウェアを起動してアクティブにし、文字を入力したい場所(ブラウザのテキストボックスやExcelのセル)を選択してからバーコードを読み取ると、読み取ったデータが表示されます。