PT630 ハンディターミナル・アプリケーション例: 製造ラインでの部品マウントチェック
Unitech Japan Home  >  Products  >  PT630 Application
ユニテック PT630 ハンディターミナル

アプリケーション例
ユニテックJobGen PlusプログラミングツールやC言語を使用してPT630ハンディターミナルのアプリケーションを作成した例をご紹介します。ユニテック PT630ハンディターミナルはJobGen Plus を使用するとほとんどのアプリケーションを簡単に開発することができます。

  • 製造ラインでの部品マウントチェック - チップマウンターの部品リールに付けられたバーコード、あらかじめ登録された部品とマウント場所データを持つファイルを照合します。部品番号が一致すればOKと場所の表示と共に短いビープ音を鳴らし、一致しなければNGの表示と共に長いビープ音を鳴らします。NGの場合は、他の部品リールのバーコードをスキャンし、OKの場合は次の部品リールを探します。すべてのデータを読み終えると終了します。
プログラム名: PARTSMNT
あらかじめ部品番号とマウント場所を持つマスタファイルを準備します。ファイルのフォーマットは以下の通りです。最初の欄は部品番号(16文字)、二番目の欄はマウント場所(2文字)です。



ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認1
1. プログラムはまずマスタファイルの1行目データを読み、PT630画面の二行目に部品番号を表示します。
ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認2
2. 部品リールに付いているバーコードをスキャンするとその内容がPT630画面の三行目に表示されます。
ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認3
3. マスタファイルの部品番号と部品リールのバーコードが一致したら四行目にリールの場所、OKを表示し短いビープ音を鳴らします。
ENTERキーを押すとマスタファイル次のレコードを読みます。
ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認4
4. 次の部品リールのバーコードをスキャンします。
ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認5
5. マスタファイルの内容とスキャンしたバーコードの内容が異なると四行目にNGを表示します。そして長いビープ音を出します。Enterキーを押すとマスタファイルから読んだ部品番号は変わらず他の部品リールのバーコードをスキャンして一致するものを探します。
ユニテック PT630 製造ライン・部品マウント確認1
6. ファイルのデータ全てを読み終えるとプログラムは終了します。

サイトマップ求人案内 お問い合わせ (c) COPYRIGHT , ユニテック・ジャパン株式会社